ARCHIVES 2015年9月

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郊外の多くの古書店は、雑本の山の中から貴重書を探し出す「砂金取り」のような仕事をしている

土曜日に息子一号が仕分けしている本の山を見た同業者が、「これにお金を払って買ってきたの?」と言ったそうだ。5000冊の梱包には二人で一日中かかったし、仕分けもやはり二人で一日中かかる。運送屋さんのトラックも使った。売上は…

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独立して自分の商売をするためには独自の世界観が必要だ

古書店に勤めるとき最初に独立するつもりかどうか聞かれたと、業界の先輩が話していた。それによって教え方が違うと言われたそうだ。その老舗には、半年から数年ほど働いて独立した人が何人もいるし、数十年も働き続ける人もいる。その先…

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店長が経理の遅れを取り戻すために残業だというので

週末は宅配買い取りの受け取りをしていないから、月曜日に集中する。そんなわけで昨日は3人で15個口ほど届いた。しかも、そのうち7個は小型の箱を3っつもつないで一口にしたものだ。佐川急便の決まりでは、段ボール2個をつないで一…

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古くてきれいな本があれば、それはとてもありがたい

きのうの出張買取は2件だったけれど、片方は法律の本などで、あまりに状態が悪すぎたので買取対象外とさせていただいた。 時間が経ってだんだんと紙が変色するのは当然だからかまわない。乱暴に読んで本が傷んでいるのも仕方がない。書…

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