交換会について

古書の市場は正式には「交換会」という。古書組合に加盟の業者だけが参加できる。自店で不要の品を持ち寄り、他店が出品した品を持ち帰るので「交換」会である。
東京古書会館(神田)では毎平日交換会(市場)が行われている。
月曜日:
  • 中央市会
    一般書の市会。まんが文庫から学術書まで、広い分野の本が扱われている。最近ではサブカルチャー関係のプレミアもの、70年代の雑誌なども活発に取引されている。
火曜日:
  • 東京古典会
    主に、明治初期以前の和本を扱う市、回し入札を中心に行っている。
  • 洋書会
    洋書の市会
水曜日:
  • 資料会
    学術雑誌、地方史、社史類、行政資料など、資料ものを扱う市会。文教支部(本郷)の支部市という性格も持っている。学術書や、一般書、美術書も出品されているが、文庫、まんがは出品を断っている。
木曜日:
  • 神田一新会
    神田の支部市。学術書を中心に扱う市会。神田の老舗の力を背景に、地方からの出品も多い。神戸の震災後1年にわたって毎週数十箱の本が一新会宛に送られてきたのは新聞にも報じられた。
金曜日:
  • 明治古典会(明古)
    明治から最近までの初版本、限定版、版画刷りもの、書画、肉筆もの、原稿など、コレクターズアイテムの市会。明古の大市会「七夕大市」は、業界最大規模の大市で、一般のお客さんを下見会場に入れ、参考価格(エステメート)付きの目録を発行している。
各々の交換会の主催団体を「市会」という。神田で交換会を持つ市会は毎年一度の「大市」を行っている。大市は他に「全古書連」主催のものがあり、隔年で東京古書組合が担当している。
東京には東西南北の4地区会館がある
地区会館では毎週1、2回の交換会と、土曜日に月に一度の優良交換会が行われている。
西部会館(高円寺)は、新宿支部と中央線支部の会館。火曜とに交換会が行われている。最近「振り市」が復活した。優良市は第三金曜日、最低価格2000円。全品置き入札。今年(2004年)の大市は中止。
南部会館(五反田)は、南部支部の会館。優良市は、第二土曜。優良は全品置き入札、通常は振りで行われている。毎年大市を行っている。
北部・東部も振りの通常市と月一回の置き入札(優良書市)が行われている。